(美しい光と共に、3つのグループが広場に降り立つ。全員、少し戸惑いながら周囲を見回している)
剣「ようこそ! ここは『羽根いろ村』。全ての世界と時間を繋ぐ、神様の箱庭だよ!」
ルイス「あ? なんだこりゃ……青い猫が喋ったぞ?」
ユーリィ「わぁ! 羽根が生えてる! 可愛い~!」
結月「本当だ……不思議な色……。ここ、どこなんでしょう?」
弦真「結月、不用意に近づいてはいけません。私の後ろに」
剣「そんなに警戒しないでよ! 僕は剣(つるぎ)。この世界の案内人、神獣だよ!」
零「……やっぱり剣か。久しぶりだな」
剣「レイ! それにウノも! 良かった、知ってる顔がいて!」
ルイス「おい、そこのチャラそうなの。お前、こいつの知り合いか?」
零「チャラそうって……俺は零。夜月 零だ。こいつは俺たちの世界で世話になった『神獣』だよ。変な見た目だけど、悪い奴じゃないから安心してくれ」
ウノ「……剣、うるさい。でも……便利」
剣「もう! 扱いが雑だなぁ……」
弦真「……なるほど。とりあえず危害を加える存在ではない、ということですね。私は霧島弦真。彼女は連れの篠宮結月です」
結月「よ、よろしくお願いします……。弦真さん、なんだか空気が綺麗ですね」
弦真「ええ。ですが、見知らぬ土地です。離れないように」
ルイス「過保護なこって。オレはルイス。こっちはユーリィだ」
ユーリィ「ユーリィです! よろしくね! ……あ、猫ちゃん!」
ルーマ「うに!」
ウノ「……ルーマ。わたしの」
零「こらこらウノ、威嚇しない。(撫でる)こいつはルーマ。俺たちの相棒だ」
結月「ふふ、可愛い猫ちゃんですね。……あれ? その子が持っているのって……?」
(全員の視線がルーマが抱えているものに集まる)
剣「お! さすがだね。そう、それが君たちをここに呼んだ理由だよ」
ルイス「卵……か? 結構デカいな」
剣「それは『ハネリゼ』の中でも特別な、『守り神ハネリゼ』の卵。この世界の神様たちからの贈り物さ」
零「贈り物?」
剣「君たちは元の世界から、少しだけ『お休み』をもらってここに来たんだ。この卵を育てて、立派な守り神にできれば、元の世界とここを自由に行き来できる力を得られるよ」
弦真「育てる、ですか。我々に務まるのでしょうか」
剣「大丈夫! ここにいるみんなで協力して、会話をして、思い出を作ればいいんだ。ハネリゼはね、君たちの『言葉』や『心』を食べて育つからね」
ユーリィ「言葉を食べて育つ……? なんか素敵だね!」
ウノ「……たまご、うごいた」
結月「あ、本当です! もう産まれるんでしょうか?」
剣「うん、もうすぐだね! でも、どんな子が産まれるかは……君たちの『願い』次第だよ。さあ、心の準備はいい?」
(画面が暗転し、プレイヤーへの問いかけへ)
剣「君は……どんな子に育ってほしい?」
剣「まずは……見た目のタイプを選んでね!」
(画面にシルエット表示:ルーミタイプ、リュサタイプ、フレネタイプ)
剣「うんうん、次は性格だね。どんな子と仲良くなりたい?」
『やんちゃ』『穏やか』『元気』『いたずら好き』『優しい』
剣「よし! 君の願いは届いたよ。さあ、あそこに見える村に行こう。そこで産まれるのを見届けようか!」